複数のサーバー機能をもたせた汎用サーバーでDHCPサーバーを構築する場合、構築・運用が面倒な上、トラブル時の切り分けが困難になるなど、信頼性も不十分で管理者の負荷が増大してしまう。
そこで、ぷらっとホーム株式会社は、ネットワーク・アプライアンス製品シリーズ「EasyBlocks」の新ラインナップ、DHCPアプライアンスサーバー「EasyBlocks DHCP 2000」「EasyBlocks DHCP 4000」(以下、EasyBlocks DHCP 2000/DHCP 4000)を発表した。出荷開始日は12月下旬を予定している。
EasyBlocks DHCP 2000/DHCP 4000は、DHCPサーバー機能に特化したアプライアンス製品である。Web UI操作による導入・設定作業の容易さに加え、ぷらっとホームのIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT Family」に付属しリモート管理機能「AirManage 2」の1年間使用権も付属している(2年目以降は有償オプション)。詳しい特長は以下の通り。
- リモート管理機能AirManage 2
- 従来製品より5倍の配布処理性能と配布IPアドレス数の増加
- Web UI搭載
- 入力チェック機能
- 固定IPアドレス払い出し機能
- ログ表示機能
- 安定稼働するハードウェアを採用
- サポート用ログ出力機能
VPNを導入していない企業でも遠隔地からセキュアにEasyBlocks DHCP 2000/DHCP 4000の設定変更・ファームウェアアップデートや、設定自動バックアップができ、管理者の負荷を軽減する。設定変更時にAirManage2(クラウド)上に3世代前までの設定が自動でバックアップされるため、問題発生時などの設定復元が可能となる。
ぷらっとホームの従来製品と比較して、5倍の配布処理性能と配布IPアドレス数の増加によって、コストパフォーマンスが向上した。コストパフォーマンスとリモート管理機能により、従来製品や他社同等性能製品からのDHCPサーバーリプレースや、少人数で運営している企業などの導入にも適している。
専用のWeb UIにより、難しいコマンドやプログラムを書かずにブラウザから機器の各種設定作業ができ、専任のIT担当者が居ない少人数企業でも運用できる。
不適切な設定を入力した場合には警告が出るため、トラブルを防ぐことができる。
IPアドレスを払い出した部署名、個人名の入力・確認ができ、重複を防ぐ。編集はCSVファイルによって行うことが出来るため、他社製品からのインポートが容易に行え、リプレースの手間を軽減する。
Web UI上でログの視認やダウンロードが可能となり、正常動作の確認が容易だ。
冷却ファンの排除や内臓ストレージにSSDを採用することにより、可動部品のない堅牢性の高いファンレス構造を実現した。ハードウェア故障を起因とするサービス停止の可能性を排除し、可用性のあるネットワークを構築できる。
万が一トラブルが起きた際、問題切り分けに必要な情報を手間なく一括出力するサポート用ログ出力機能を搭載した。ぷらっとホームのサポート担当へログを提出する事で、原因特定・復旧を支援する。
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