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ニュース > オカムラ、無人受付で荷物預かり業務の省人化を実現する自動搬送型荷物保管システム「BAGGAGE KEEPER」を開発
近年、インバウンドの増加から、重く大きな荷物を持った旅行者が増えている。一方で、駅や空港、バスターミナルなど多くの人が集まるパブリック空間では、コインロッカーや荷物預かり所などの一時的に荷物を預ける場所が不足している。ホテルや国際展示場などの荷物預かり業務は負荷が増え、人手不足も課題になっている。
株式会社オカムラは、スーツケースなどの重く大きな荷物を効率的に収納し、無人受付で荷物預かり業務の省人化を実現する自動搬送型荷物保管システム「BAGGAGE KEEPER(バゲッジ キーパー)」を開発し、2020年春に発売を開始する。
バゲッジ キーパーは、荷物を個別に収納する大・小の収納ボックスが並んだラックと、荷物を自動搬送する搬送機、荷物の出し入れ口と無人受付を行う操作部で構成された自動搬送型荷物保管システムである。同システムには、オカムラの金融機関向けの全自動貸金庫システムの技術や、物流倉庫における荷物の収納・搬送技術を応用している。主な特長は以下の通り。
- 自動搬送で高さ方向を活用し、優れた収納効率を実現
利用者が預けた荷物は収納ボックスに入り、その収納ボックスを搬送機がラックへ自動搬送する。手が届かない高さにも荷物を収納できるため収納効率に貢献し、同じ床面積のコインロッカーと比較すると収納量は約1.4倍だ。荷物の大きさによって選べる大・小の収納ボックスがある。最大荷物重量は収納ボックス大サイズが32kg、小サイズが23kgで、101個(大36個、小65個)まで収納できる。
- 無人で受付が可能
荷物の預け入れ・取り出しの受付操作は、出し入れ口近くのタッチパネルで行う。利用者がタッチパネルを操作するだけの受付となるため、利用の時間帯を問わず無人で荷物預かり業務ができ、省人化を図ることができる。多言語での表示や音声ガイダンスにも対応予定だ。
- 出し入れ口を最適な高さ位置に集約
荷物の出し入れ口を適切な高さ位置に集約した。荷物の預け入れ・取り出し時は出し入れ口まで荷物が自動搬送されるため、コインロッカーのように利用者が重い荷物を高い場所へ持ち上げたり下ろしたりする必要がない。
同システムにより、収納効率による省スペースと無人で利用時間を問わない受付対応が実現することで、預け場所不足、人手不足の解消が期待できる。
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