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ニュース > ケイズデザインラボ、切削加工機「3D-Mill K-650」IoT通信プラットフォームの利用でさらに自由度の高い製造環境へ
株式会社ケイズデザインラボは、切削加工機メーカーである株式会社岩間工業所と共同開発した切削加工機「3D-Mill K-650」の受注販売を2016年6月に開始した。今回「3D-Mill K-650」の開発において、 株式会社ソラコムが提供するIoT 通信プラットフォーム「SORACOM」の新サービス「SORACOM Gate」(7月13日より提供開始)の利用を発表。これにより装置へのセキュアな環境でのリモートアクセス・操作が可能になり、さらなるサービスの開発と拡充を進めていくという。
「3D-Mill K-650」ではUIアプリと機械制御用のコントローラーが分離されており、ユーザーは操作用タブレットからUIアプリにアクセスすることで 保護されたセキュアな環境のモバイル回線で、リモートコントロールやリモートメンテナンスを行うことが可能になる。UIアプリには、拡張性の高いWindows OSが使用されている。また、コントローラーは岩間工業所オリジナルを採用することで、工具の負荷や累積回転数、加工条件のフィードバックなどのログの取得・解析も可能になる。
「SORACOM Gate」の詳細はこちらを参照。

「3D-Mill K-650」製品特徴は下記。
- 100V電源で稼働可
- コンパクトかつ大型のワークサイズ(X:650mm×Y:450mm×Z:200mm の広い造形エリア)
- ATC(オートツールチェンジャー/自動工具交換装置)を実装
- 高精細造形に対応できる加工精度
- Windows OS採用の初心者にも操作しやすく設計されたUIアプリ
- 幅広い加工材料をサポート(モデリングワックス、樹脂(アクリル・ABSなど)、石膏、ケミカルウッド、軽負荷金属 ほか)

新素材「クレメタル®」を利用した簡易型切削もできる。クレメタル®は、“耐久簡易金型用切削素材”としてクレハエクストロン株式会社と岩間工業所との共同で開発された新素材。簡易金型としての耐久性と熱伝導性を持ちながら、切削加工が容易で加工時間を短縮でき、プラスチックと金属の特性を兼ね備えている。市場のニーズの多様化による頻繁な形状変更と生産数量の確保、どちらにも対応できるフレキシブルな製造が可能になる。

【関連リンク】
・切削加工機「3D-Mill K-650」
・ケイズデザインラボ(K’S DESIGN LAB)
・岩間工業所(IWAMA)
・ソラコム(SORACOM)
・SORACOM Gate
・クレハエクストロン(KUREHA EXTRON)
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