株式会社NTT DXパートナーは、全国の中小ものづくり企業(以下、メーカ)の技術力を活用し商品化する「新商品プロデュース事業」を、2024年8月1日に開始すると発表した。
「新商品プロデュース事業」では、「新商品コンサルティング」と「架空商品モール」の二つの機能を中心に運営する。
新商品コンサルティングでは、メーカの新商品企画から販売までの一連の流れを販売まで伴走しサポートする。
具体的には、株式会社マクアケが展開する製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio」(以下、MIS)と連携し、商品の企画・開発、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」でのプロジェクト実施(商品の発表)、さらにその後の拡大販売までを支援する。
一方、架空商品モールは、商品開発前からファン候補を集める新商品開発プラットフォームだ。主な機能として、AIがメーカの技術力と生活者のニーズを組み合わせて独自の商品アイデア(架空商品)を提案する機能が搭載されている。

そして、このAIによって提案された架空商品に対する賛同の度合いを可視化し、需要予測を立てやすくなるというものだ。
また、商品開発前からのファン候補を集めでは、メーカがファンの架空商品のアイデアを購入する。これにより、メーカは商品開発期間が短縮でき、ファンは商品開発に関われる体験ができるというものだ。

今後は、2024年12月の「架空商品モール」本格オープンに向け、架空商品ラインナップの充実を目指し、ワークショップ参画メーカの募集や生活者からのアイデアを募集するXコミュニティの立ち上げに加え、メーカ向け「架空商品モール」の先行公開を2024年8月1日からの先行公開を開始するとのことだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。