両備システムズとSENSY、アパレル基幹システムにAI需要予測を連携し販売・在庫最適化を支援

株式会社両備システムズとSENSY株式会社は業務提携し、アパレル業向け基幹システム「Sunny-Side(サニー・サイド)」と、SENSYのAI需要予測技術を連携した新機能を、2027年3月より段階的に提供する予定であることを発表した。

「Sunny-Side」は、アパレル企業向けに、MD(マーチャンダイジング)計画、商品管理、発注管理、在庫管理、店舗運営を統合的に支援する基幹システムだ。

今回発表された機能は、「Sunny-Side」に蓄積された販売・在庫・売上データとSENSYの需要予測技術を組み合わせることで、商品の需要予測や発注計画、店舗間の商品移動、マークダウン(値下げ)判断を支援するものだ。

値下げ実施のタイミングや店舗間の商品移動に関する判断を支援し、店舗運営の最適化に貢献する。

SENSYの導入事例では、廃棄ロス率15%改善、値引ロス率 9%改善、在庫回転率 12%向上といった成果が確認されている。

また、従来困難とされていた販売実績のない新商品の初期投入量(初回ロット)の予測にも対応し、欠品による販売機会損失や過剰在庫の発生を抑制する。

具体的には、商品の属性やデザイン要素、トレンド指標などの定量データおよび定性データをAIが解析することで、初速の需要を科学的に予測し、適切な仕入れ量と店舗配分を提示する。

なお、同機能は2026年10月に東京ビッグサイトで開催されるファッション展示会「FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)秋」の両備システムズブースにて先行展示および取り組み案内が行われる予定だ。

今後は、AI需要予測機能のさらなる高度化を進めるとともに、「Sunny-Side」と物流関連ソリューションとの連携強化を検討し、商品企画から調達・物流・販売・店舗運営までを一体的に支援するデータ活用プラットフォームへの発展を目指すとしている。