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ロボティクス > 新東工業、6軸力覚センサ「ZYXer」の新モデル「ダブル出力モデル」と「中空モデル」を販売開始
一般的な力覚センサは、センサ本体から2系統へのデータ出力を行うとロボットの反応速度が遅くなり、生産数や生産工程に影響を与えるという課題があった。そのため、力覚センサで検出したデータはロボットのコントロールに使用され、実際のデータを活用した不具合解析や検証作業に利用することはできなかった。
また、力覚センサは、ロボット本体とロボット先端にあるハンドの間に挟み込んで使用するため、ハンドからロボット本体への配線が必要となる。一般的な力覚センサ使用時のロボット配線は、ロボット本体に這わせた状態になる。このため、生産工程によっては溶接などで発生する火花によるケーブルの損傷や、研磨や鋳造で発生する静電気による通信状態への影響といったリスクが存在していた。
新東工業株式会社は、6軸力覚センサ「ZYXer」の新ラインアップとして、2系統へのデータ出力が可能な「ダブル出力モデル」と、産業用ロボットの配線の自由度を高める「中空モデル」の販売を2022年3月1日より開始する。
ZYXerダブル出力モデルは、センサ本体から制御データと情報データの2系統に出力することができ、ロボットの動きのデータを外部モニタに表示して、検証や見直しを実施することが可能となった。これにより、不具合発生時の解析が容易となり、解決までの時間削減に貢献するうえに、情報データを同時に収集することで生産現場のIoT化の推進にも貢献する。

一方のZYXer中空モデルは、センサ本体の中央部に配線用の貫通穴が開いている点が特徴で、ZYXerは特殊な検知方式を採用している為、この構造を実現したという。中空構造のメリットは、ロボット先端に繋がるケーブルをロボット内部に配線することができる点にある。これにより、作業環境に応じたロボット配線の自由度を高めることが可能となった。また、見た目をスマートにするだけでなく、ロボットアーム(機外)への配線時に発生する荷重変化リスクの低減にも繋がる。
中空モデル装着時の配線イメージ
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