エプソン販売株式会社は、産業用ロボットの新商品として、水平多関節のスカラロボット「GX1/10/20-C」シリーズおよび、垂直多関節の6軸ロボット「C8/12-C」シリーズを、2025年6月24日より受注開始した。
これらのロボットは、エプソン独自の小型・軽量・高精度技術により、省スペースでの設置や繊細な作業にも対応可能な点が特徴だ。
また、物体をつかんだり、動かしたり、操作したりするマニピュレータのバッテリーレス構造を採用。これにより、従来必要であった、位置情報を保持するためにバックアップ用バッテリーの定期交換が不要となる。
他にも、「C12-C」シリーズのIP67プロテクションモデル追加や、「GX1-C」シリーズにおける最大可搬質量1kgの小型モデル追加の追加などが発表されている。
さらに、第三者認証と安全機能強化がなされた新型コントローラ「RC800-A」に対応している。このコントローラは、従来の「RC700シリーズ」と比較して処理性能が向上しており、より複雑な動作制御や高速な通信処理が可能だ。
開発用ソフトウェアは「Epson RC+8.0」に統一され、従来の「EPSON RC+7.0」と比べて、シミュレータ機能やプログラミング機能の操作性が向上している。
さらに、外部インターフェースも強化され、ポート構成と通信対応の拡充により接続性が向上している。

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