ソフトバンクロボティクス株式会社は、AI技術と映像分析技術を搭載し、AIエージェントとして進化した人型ロボットの新型モデル「Pepper+(ペッパープラス)」の提供を、2026年2月2日より開始した。
今回発表された「Pepper+」は、AIを活用した「AIエージェント」機能が実装され、従来のあらかじめプログラムされた対話ではなく、カメラで捉えた顧客の性別や服装、興味の度合いなどをリアルタイムに分析し、その場の状況に応じた最適な商品提案を行うことが可能となった。
特に小売業界向けに提供される「AI接客エージェント」では、実演販売のプロフェッショナル集団である株式会社KODEKAと連携している。
年間約3,000の現場で実績を持つ「実演笑売士」のコミュニケーション術をAIに学習させることで、単なる案内係にとどまらず、顧客の購買意欲を喚起する高度な接客スキルを実現したのだという。
なお、「Pepper+」も見習い実演笑売士としてKODEKAに入社し、店頭での呼び込みから商品説明までを担当しているとのことだ。
先行導入されている東急プラザ渋谷の「Pepper PARLOR」では、顧客一人ひとりに合わせて最適なパンを提案する接客を行った。

また、オフィス向けには、コクヨ株式会社および株式会社TIGEREYEと共同開発した「入退室管理ソリューション」を展開する。これは、「Pepper+」が顔認証を行い、スマートキーと連動してドアを解錠する仕組みだ。
これにより、社員証や物理鍵の管理コストを削減するとともに、来訪者に対しては自然な会話で案内を行うことで、有人受付のようなスムーズな体験を提供する。

観光地やイベント向けには、撮影した写真をAIでアニメ調に変換する「即興カメラマン」や、会話内容から即興で歌詞とダンスを生成する「あなたの話deミュージカル」などのエンターテインメント機能も強化された。
なお、タブレット端末の刷新によりアプリ開発の柔軟性も向上しており、顧客の用途に合わせた迅速な機能拡張が可能となっている。
ソフトバンクロボティクスは今後、医療や介護分野など幅広い産業へ「Pepper+」を展開していく計画だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
