株式会社マクニカは、Arcsaber Ltd.と代理店契約を締結し、同社のOT・IoT・ネットワークデバイス向け脆弱管理プラットフォーム「DeviceTotal」を提供開始することを発表した。
「DeviceTotal」は、ユーザが把握しているOT・IoT・ネットワークデバイスの「ベンダ名・ハードウェア種別・ファームウェアバージョン」の3種類の情報を、APIやCSVファイルで登録することで、脆弱性などのリスクを可視化できるプラットフォームだ。
デバイス単位だけでなく、拠点や組織単位でリスクをスコアリングすることで、組織全体のセキュリティリスク管理する。

これにより、優先してパッチ適用などの対処をすべきデバイスや拠点を把握することができる。
また、ネットワーク構成変更やエージェント導入が不要なほか、各デバイス、拠点、組織の3階層でリスクスコアを表示し、自社組織内の相対的なセキュリティリスクの比較や対策検討が可能となる。
ファームウェアバージョンが不明な場合も、ワーストケースで算出したリスクスコアリングが可能だ。
なお、脆弱性修正のためのパッチ適用時、最新バージョン以外でも、修正が可能なバージョンを推奨している。
マクニカは、今回発表された代理店契約のリリースの他、重要インフラや製造業の企業向けのCPSセキュリティ製品やサービスの更なる拡充も予定している。
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