キヤノンMJ、脆弱性診断と自動修正をする「ESET PROTECT Elite」を発売

昨今、サイバーセキュリティ上の脆弱性リスクに対する認識が高まっている一方、予防対策として日々発見されるOS(オペレーティングシステム)やソフトウェアの脆弱性情報を、人の手により確認し、企業や組織が使用しているすべてのシステムにセキュリティパッチ(修正するプログラム)を適用することは、大きな負荷となっている。

こうした中、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は、サイバー攻撃に対する防御・検知・対応に加え、予防対策として脆弱性診断と自動的な修正対応を実施するXDRソリューション「ESET PROTECT Elite(イーセット プロテクト エリート)」を、2023年9月20日より販売を開始する。

キヤノンMJ、脆弱性診断と自動修正をする「ESET PROTECT Elite」を発売
「ESET PROTECT Elite」の概要図

「ESET PROTECT Elite」は、OSやソフトウェアの脆弱性の診断と自動的な修正対応を実現する新機能「ESET Vulnerability and Patch Management」を搭載した、XDR(Extended Detection and Response)ソリューションだ。

サイバー攻撃への予防や防御に加え、万が一企業のシステム内に侵入を許した際、脅威の検知と封じ込めなどの対応をする、ESETの最上位ソリューションとなっている。

脅威の侵入に対し、クラウドサンドボックスやエンドポイント保護など、ESETの多層防御機構を用いて、マルウェアなどの脅威から端末を保護する。

また、万が一侵入を許した際の事後対応として、XDRを用いた組織内のログデータを収集し、脅威の検知・可視化をする。

コンソールは、予防、防御、検知、対応までの対策を1つに集中管理する仕様だ。

新機能「ESET Vulnerability and Patch Management」は、OSやソフトウェアを定期的に自動スキャンすることにより、脆弱性を可視化することが可能な機能だ。

深刻度に合わせ優先順位付けする脆弱性評価や、セキュリティポリシーに合わせて自動または手動でのセキュリティパッチ適応設定が可能で、脆弱性を悪用した攻撃を未然に防ぐことができる。

なお、提供開始日時点での対応OSはWindowsのみで、Windows Sever OSやmacOSは2024年に順次対応予定だ。

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