NTTアドバンステクノロジ株式会社とアンリツ株式会社は、両社のサービスを連携し、サイバーとフィジカルを組み合わせた統合監視ソリューションの提供へ向け、協業を開始した。
今回両社が協業し、統合監視ソリューションを提供することにより、サイバーとフィジカルを組み合わせた現場の現状把握と意思決定を支援する。
具体的には、アンリツが提供するる産業DXソリューション「AccelVision(アクセルビジョン)」の監視画面上に、未承認デバイスのネットワーク接続および通信のセキュリティイベントを検知したことを、即時にテロップ表示することで注意喚起する。
また、管理者が「AccelVision」上で確認できるように、未承認デバイスの検知が疑われるエリアや時刻の複数カメラ映像を自動再生する。
さらに、管理者がカメラ映像から現場におけるセキュリティイベントの発生原因を確認し、現場への指示発出を支援する。
なお、サイバーの現状把握には、米国Fortinet社のネットワークセキュリティアプライアンス「FortiGate」を使用。産業用制御システムの通信にも対応している。

現在、アンリツ本社工場内にある共創ラボにて、サイバー・フィジカルを組み合わせた統合監視ソリューションの実証を行っており、見学用のデモ環境を準備しているのだという。
今後NTT-ATとアンリツは、統合監視ソリューションを提供していく中で、利用者からサイバーとフィジカルを組み合わせた統合監視に関する要件を確認し、サービスラインナップを拡充して提供する予定だ。
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