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oViceと戸田建設、デジタルツインスマートオフィスの共同開発を開始

oVice株式会社は、2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しており、主にテレワークを導入している企業のバーチャルオフィスとして利用されている。

そうした中、oViceは、戸田建設株式会社と共同で、2024年10月竣工予定の「TODA BUILDING」において実装する、リアルとバーチャルを融合させたデジタルツインスマートオフィスの開発を、2022年10月18日より開始した。

共同開発を行う大規模なデジタルツインスマートオフィスでは、NFC(Near field communication=近距離無線通信))やBLE(Bluetooth Low Energy)などの技術を活用し、リアルオフィスに出社している社員の位置情報を座席レベルで取得。

バーチャル空間「oVice」に用意したリアルオフィスと同じレイアウト上に、社員の位置情報と連動してアバターを表示する。

oViceと戸田建設、デジタルツインスマートオフィスの共同開発を開始
「oVice」上の「TODA BUILDING」

加えて、IoT技術を用いて、空調・照明・ブラインドなどの機器類、カメラ映像やデジタルサイネージ、温度・湿度・CO2濃度などオフィスの環境情報、トイレの空き状況やゴミ箱の満空情報など、様々なオブジェクトも連携させ、oVice上にデジタルツイン空間を構築する。

また、oVice上に用意したリアルオフィスと同じデジタルツイン空間には、オフィス勤務者がアバターとして表示され、その周辺部に、在宅勤務者などがアバターで出勤するためのバーチャル空間も用意する。

oViceと戸田建設、デジタルツインスマートオフィスの共同開発を開始
オフィス勤務者と在宅勤務者が会議に参加し、バーチャル空間「oVice」上に反映されている様子。

両社は現在、戸田建設T_FIT HATCHOBORI本社ビルをモデルに連携を開始しており、戸田建設はTODA BUILDING竣工の前に、oVice上のバーチャルTODA BUILDINGをオープンし、リアルオフィスのレイアウト検討などに活かしていく考えだ。

なお、TODA BUILDING竣工後は、戸田建設の全社員がハイブリッド環境で勤務する予定だ。

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