株式会社クマヒラは、同社が提供するクラウド型セキュリティサービス「SPLATS」と、株式会社サイエンスアーツが提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」との連携サービスを開始した。
「SPLATS」は、入退室管理サービス「SPLATS PASS」と鍵管理サービス「SPLATS KEY」の2つのサービスを展開しているセキュリティサービスだ。
一方、「Buddycom」は、デスクレスワーカ向けのスマートフォンを使用したチームコミュニケーションアプリだ。
今回両製品が連携することにより、「SPLATS」で発生した異常を「Buddycom」で確認することができるようになった。検知内容は自動で読み上げられるため、指定したグループに瞬時かつ一斉に共有できる。

また、「扉の閉め忘れや権限時間外の利用といったような不正ログだけを通知する」「不正ログに加えて通信エラーなどの障害ログも通知する」といったように、ログの種類ごとに通知の有無を設定でき、必要なログの通知だけを受け取ることが可能だ。

利用シーンとしては、宿泊施設、アミューズメント施設、交通インフラ、医療施設などのデスクレスワーカーが従事する現場で、「扉のこじ開け」「通信エラー」「不審な操作」時の通知が想定されている。
今後は、今回実現したアラートの通知のほか、特定のメンバーの入室やカギの利用など、通知可能なログの種類を増やす計画だ。
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