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スマートシティ > ZMPとENEOS、無人宅配ロボットを活用したデリバリーインフラ構築と実用化に向けて協業
株式会社ZMPとENEOSホールディングス株式会社(以下、ENEOS)は、無人宅配ロボットを活用したデリバリーインフラ構築と実用化に向けて協業に関する契約を締結した。
同協業では、ZMPの無人宅配ロボ「DeliRo(以下、デリロ)」をサービスステーション(以下、SS)などに配備し、食料品や日用品など異なる店舗の商品を同時に一般消費者へ配送することができる独自のデリバリーインフラの構築を目指す。これにより、配達員の人手不足解消や非対面・非接触での配達ニーズに応えるとした。
デリバリーインフラの確立に向けた第一歩として、ZMPの「RoboTown」構想として掲げる東京都中央区佃・月島エリアにてデリロを活用した稼働率や収益性などのビジネス性検証、および宅配プラットフォームとの連携やロボット公道走行などの技術検証のための実証を2021年2月に行う。また、ロボットの充電・デリバリー拠点として、東新エナジー株式会社協力のもと、同社が運営するDr.Drive月島SSにデリロを配備する。
デリロは、歩く程度の速度で走行する「低速自動運転ロボット三兄弟」の1つとして、自動運転車いすロボット「ラクロ」、無人警備・消毒ロボ「パトロ」と同様、表情と声のコミュニケーションにより人と共生することを目指して開発されたロボットである。
複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたり道を譲ってもらうお願いをすることができる。今回、宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、ユーザー用・店舗用アプリ、ITサービスをパッケージ化して提供する。

同実証実験を通じて、同事業の技術的・ビジネス的課題を抽出し、2022年を目途に最適なシステム・ビジネス等の設計・構築を行い、安心・安全・低コストで実用的なデリバリーインフラの提供を目指す。また、デリロの公道走行の実用化にむけて、同協業体制を通じて法規制の整備を積極的に関係各省庁へ働きかけるとのことだ。
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