株式会社ゼンリンデータコムを代表に、久留米工業大学、株式会社コンピュータサイエンス研究所、株式会社三菱総合研究所、株式会社NTTドコモ九州支社で構成される、コンフォートデジタルツーリズム協議会は、令和3年度の観光庁の採択事業として、北九州市八幡東区東田エリアをひとつのテーマパークとする「どこでもテーマパーク」の実証事業を、2021年12月18日より開始する。
具体的には、自動運転技術とXRを融合した「先進デジタルアトラクション」と、個人の趣味嗜好や周辺状況などに基づき観光・物販サービスを提案する「AI 観光コンシェルジュ」を組み合わせた観光サービスを提供する。
実証事業終了後は、改良を加えながら2022年度内にサービス設計・実証、技術開発を完了させ、事業化を目指すとしている。そして将来的には、観光資源を更新できるプラットフォームを構築し「エリアテーマパーク化手法」をパッケージ化、他地域への横展開を視野に入れているという。
実証実験で体験できるコンテンツ
先進デジタルアトラクション
XRゴーグルを装着して一人乗り自動運転モビリティに乗り、コース内を移動しながら仮想・複合現実空間を体験するアトラクション。
デジタル恐竜パーク
3Dホログラムの恐竜が現れるアトラクション。
鉄の道VRガイディングツアー
地球誕生や世界遺産「官営八幡製鉄所」の歴史と現代の鉄づくりを知るVR体験を組み合わせたガイディングツアー。
AI観光コンシェルジュ
エリア内の周遊促進を目的として、スマートフォンアプリ「AI観光コンシェルジュ」(Android版)を介して、利用者の趣味嗜好に応じたエリア内の観光スポットやおすすめ店舗、その訪問先までのルートをレコメンドする。
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