株式会社アクセルラボと相模鉄道株式会社は、アクセルラボが提供するIoTエンジン「alie+(アリープラス)」を活用したIoT機器により、トイレの空室状況をスマホで確認できるサービスの実証実験を、2023年11月1日から約2ヶ月間、相模鉄道の星川駅で実施することを発表した。
「alie+」は、アクセルラボが提供するIoT制御システムだ。また、アクセルラボのスマートホームサービス「SpaceCore」においても、IoT機器の制御や機器同士の連動を担っている。
APIの提供も行っており、他のシステムと連携させることで、IoTを活用したシステムの開発が可能だ。
今回発表された実証実験では、アクセルラボが提供しているIoT機器「ドア開閉センサ」「モーションセンサ」を駅構内のトイレに設置し、センサからドアの開閉や人の動きを検知することで、トイレの空室状況を専用のWebページで公開する。

駅の利用者は、QRコードを読み取ることで、スマートフォンからリアルタイムでトイレの空室を確認できる。
これにより、トイレの空室状況把握の利用者ニーズの検証を行うとともに、トイレ混雑時の利用者の分散を目指す。
対象トイレは、相模鉄道 星川駅の女性個室3つと男性個室3つにドア開閉センサを設置し、バリアフリートイレ1つにモーションセンサを設置する。
なお、この取り組みは、横浜市のI・TOP横浜ラボ「鉄道駅の安全・安心、快適性、魅力の向上」に関する実証プロジェクトのひとつとして実施されるものだ。
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