NTT西日本と山口県、機微データを扱う業務へ大規模言語モデル「tsuzumi」を活用し実証実験を開始

西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)と山口県は、日本電信電話株式会社(以下、NTT)が開発した大規模言語モデル(以下、LLM)「tsuzumi」を活用し、庁内業務への生成AI適用、および機微データを扱う業務へ活用する実証実験を開始する。

今回の実証実験では、機微なデータを扱うために、オンプレミス環境において小型のGPUサーバで「tsuzumi」を動作させ、庁内の実データ活用を想定した実証を行う。

具体的な対象業務としては、業務上の機微なデータを扱う業務の対応記録の要約・校正や、各種業務マニュアルの検索・要約等を想定している。

NTT西日本と山口県、機微データを扱う業務へ大規模言語モデル「tsuzumi」を活用し実証実験を開始
実証実験のイメージ

また、精度向上に向けて業務に特化したチューニングを行い、業務への適用性を高め、評価を行う。

今後は、実証実験の効果を評価し、その結果を基に「tsuzumi」の対象業務へ本格的な適用を進めるとともに、山口県の他の庁内業務への展開、および県内市町の業務への適用等を検討するとのことだ。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録