ANAホールディングス発のスタートアップであるavatarin株式会社、NECネッツエスアイ株式会社、株式会社キャンパスクリエイト、国立大学法人電気通信大学先端ワイヤレス・コミュニケーション研究センター藤井研究室、東芝インフラシステムズ株式会社は、大田区役所本庁舎の窓口において、遠隔での行政サービス案内と、多言語対応等の有効性について実証をする。
この実証は、東京都が実施する次世代通信技術活用型スタートアップ支援事業の支援を受け、実証実験フィールド提供者である大田区の協力のもと、ローカル5Gと分散アンテナシステムをアバターロボット「newme(ニューミー)」と接続し、大田区役所本庁舎の窓口において、遠隔での行政サービス案内および多言語対応などの有効性検証を目的として行うものだ。
実証内容は、「総合受付におけるnewmeによる遠隔区民支援」や、「戸籍住民課窓口における遠隔区民サービス」「庁舎内複数フロアにおける遠隔区民サービス」が挙げられている。
また、ローカル5G基地局の提供などについて、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科中尾研究室がavatariとの共同研究に基づき協力している。
なお、実証に際し、国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究として、遠隔接客業務に関する調査研究も実施するとのことだ。
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