株式会社Hacobuは、同社が提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」に、全社の車両滞在時間状況を一元的に可視化・比較できるダッシュボード機能を実装したことを発表した。
「MOVO Berth」は、トラックドライバーや配車マンが登録し、オンラインでバースを予約したり、週出荷情報を共有したりすることができるクラウドサービスだ。各種設定にて拠点ごとの業務にあわせたカスタマイズが可能となっている。
「MOVO Berth」には、これまでも、拠点ごとに荷待ち時間や荷役時間を可視化するダッシュボードはあったが、複数の拠点を一覧で可視化・比較することができなかったため、全体を把握するために各拠点のデータを収集し、分析するという手間が発生していた。
そこで、今回発表された機能により、「MOVO Berth」を導入した拠点に出入りする車両の滞在時間について、複数拠点の状況を一覧で可視化・比較することができるようになった。
複数拠点の状況が一覧化されることで、滞在時間が短い拠点・長い拠点が明らかになり、短い拠点の運用や取組みを他の拠点が参考にする動きを促し、企業全体の荷待ち時間・荷役時間の短縮化につなげることが可能だ。
滞在時間が60分未満の車両は緑、60分以上120分未満の車両は黄、120分以上の車両は赤で示され、全体の状況を視覚的に把握することができる。表示は、比率表示(トップ画)の他、台数表示に切り替えて確認することが可能だ。

今後は、滞在時間に加えて「荷待ち時間」「荷役時間」それぞれついても、複数拠点の状況を一覧で把握できるように機能を拡張するとしている。
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