F-LINE株式会社は、食品メーカに直結した物流ソリューション企業で、貨物を様々な拠点からトランスファーセンター(仕分け・積み替えを主とする拠点)に集約し、店舗別や方面別に仕分けしている。
これまでの仕分けは、従業員が帳票を見て商品を探し、指定されたパレットに積みつけるという作業を行なっており、時間と手間がかかっていた。
また、夜間作業になることも多く、仕分けミスやまちがいといったヒューマンエラーが発生していたのだという。
こうした中、F-LINEは、物流ロボティクスサービス「RaaS」(Robotics as a Service)を展開するプラスオートメーション株式会社の自動化パッケージプラン「RaaS 2.0」を導入したことを発表した。
「RaaS 2.0」は、仕分けロボットをサブスクリプションで活用することができるサービスだ。トライアルプランから、自社仕様にフルカスタマイズ可能なプランまで提供している。
今回FLINEは、加工食品の店舗別や方面別のケース仕分けにおいて、トライアルプランから導入し、現場側の視点から検証。その結果、現在はロボットの台数や占有面積を増やしたプランを導入しているとのことだ。
これにより、仕分け工程はロボットが行うため、省人化や属人化の解消につながった。
今後は、これまで正規雇用の従業員が行なっていた仕分け作業を、非正規雇用の従業員やフォークリフトに乗れない従業員に任せることも検討しているという。
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