クラウド在庫管理システム「zaico」を展開する株式会社ZAICOは2026年3月3日、スマートフォンで撮影した動画からAIが物品を識別し、棚卸作業を支援する新機能「動画でAI棚卸(ベータ版)」の提供を開始したと発表した。
同機能は、現場の担当者が棚卸の様子をスマートフォンで動画撮影し、システムにアップロードすることで、AIが映像や音声を解析して物品の特定と数量のカウントを行う仕組みだ。
解析されたデータは「zaico」のWeb管理画面に提示され、管理者はその内容を確認・修正して確定処理を行うことで棚卸作業が完了する。
最大の特徴は、AIが在庫データと自動で照合し物品を特定するため、現場担当者の商品知識に依存しない標準化された棚卸業務を構築できる点だ。
また、「現場は動画を撮影するのみ」「管理者は事務所で動画と解析結果をレビューする」といった分業体制を可能にし、現場の作業負担を軽減する。
さらに、撮影された動画データ自体が「実施の証跡」としてシステム上に保存されるため、数字に疑義が生じた際の事後検証が容易となり、企業の内部統制強化や監査対応の円滑化に直接的に寄与する。
ZAICOは今後、継続的なアップデートを通じてAIによる物品特定およびカウントの精度をさらに向上させるとしている。
また、管理画面上での新規在庫の即時登録機能や、現場ごとの独自ルールに合わせたカウント要件のカスタマイズ機能などを順次実装していく計画だ。
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