物流業界では、2024年のトラックドライバーの労働時間規制に続き、2026年4月施行の改正物流効率化法により、特定荷主や物流事業者に対して「荷待ち・荷役時間の短縮」や「積載効率の向上」といった対応が課されている。
慢性的なドライバー不足に対する有効な解決策として共同配送が注目されているものの、その実現には各車両の積載状況を正確に把握し管理することが不可欠であり、現場の大きな障壁となっていた。
こうした中、ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、貨物車両の積載物および積載量をモニタリングして物流効率化を実現する、AI積載効率化システム「Z5」の発売を2026年4月8日より開始した。
同システムは、フリート(車両群)に混在するさまざまなタイプの貨物車両へ後付け可能な、AIデュアルカメラ搭載の積載効率化ソリューションだ。
荷室内に設置されたカメラが低照度環境でも積載物や積載量(容積)を正確にモニタリングし、車両管理プラットフォーム「FTクラウド」を通じて可視化する。
さらに、ドアの開閉状況も常時監視することで、積み込み状況の把握や盗難対策にも寄与する。
これにより、これまで把握が難しかった荷室内の状況をデータ化し、運行中の積載量の変化を踏まえた効率的なルートの最適化や、運行スケジュールの作成を支援することが可能となる。

また、メーカや車種の異なる車両であっても後付けで導入できるため、企業内で統一された積載管理の基準を構築しやすいという利点がある。
なお、同社のAIドライブレコーダや側方衝突警報システムなどと組み合わせることも可能だ。
ジャパン・トゥエンティワンは同製品の提供を通じて、積載物に関する共通の基準を市場にもたらすことで、物流効率を高めるための指針づくりに貢献するとしている。
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