株式会社ZAICOは、同社が提供するクラウド在庫管理システム「zaico」において、ChatGPTやClaude等のAIツールに自然言語で指示することで在庫管理操作を行えるMCP(Model Context Protocol)サーバ「zaico MCP」の提供を開始したと発表した。
「zaico」は、リアルタイムに在庫状況を確認でき、AIやIoT技術を活用して欠品や過剰在庫の防止、棚卸の効率化など、在庫管理の省人化・自動化を実現するシステムだ。
今回発表された「zaico MCP」は、この「zaico」の操作を拡張するものであり、専門知識を持たない現場の担当者であっても、AIアシスタントを通じて自然言語でデータの登録・更新・可視化を自動で行える環境を提供するシステムとなっている。
具体的には、同社が提供してきた公開APIをMCPサーバ化することで、ユーザが利用する主要なAIツールからzaicoを直接操作する仕組みを構築した。
これにより、これまでエンジニアに依存していたAPI連携を、AIへの自然言語による指示のみで実行することが可能だ。
例えば、「A社からの発注メールを検索し、その内容を出庫データとして登録して」と指示することで、メールの特定からデータ入力までの作業を自動で完結できる。
また、現場で発生する紙の帳票やPDFファイルをAIに読み込ませてデータ化したり、「同じカテゴリの在庫数を、保管場所ごとに数えて」と問いかけて在庫状況を即座に可視化したりと、多様な業務を対話形式で処理することが可能である。
ZAICOの開発担当者は、「これまで個別性が高く標準機能としての提供が難しかった現場の細かな要望に対し、MCPの提供によって新たな解決の選択肢が生まれた」と述べている。

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