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サステナビリティ > 三井倉庫ホールディングス、物流のGHG排出量を可視化するCO2算定サービスを提供
三井倉庫ホールディングス株式会社は、自動車部品の国際物流におけるパーツ単位でのGHG排出量を可視化する物流CO2算定サービス(以下、算定サービス)を開始することを決定し、算定サービスの提供先である豊田通商株式会社との間で業務委託契約を締結致したことを発表した。
豊田通商は、サプライチェーンにおけるオンラインプラットフォーム「Streams(ストリームス)」の提供を通じて、従来から展開している商物一体となった国際一貫物流「VtoVサービス」に、最適在庫管理や災害時業務継続などの付加価値を提供してきた。
今回発表された算定サービスは、豊田通商が「VtoVサービス」を通じて輸送部品の製品情報、梱包情報、発着地情報を作成する。これらの情報を元に、三井倉庫ホールディングスが「ISO14083:2023」など、国際標準規格に適合したGHG排出量を算定する。
また、部品の重量や容積を考慮した配分を実施し、部品1点あたりのGHG排出量レポートを作成し、三井倉庫ホールディングスと豊田通商が共同で排出傾向の分析や排出量削減提案を実施する。
算定サービスの全体図
これにより、自社で算出したGHG排出量と、算定サービスで可視化した物流GHG排出量を合算することで、製品のライフサイクルで発生するGHG排出総量(Scope3)を把握することができる。
なお、三井倉庫ホールディングスと豊田通商は、異業種交流ビジネス展示会である「メッセナゴヤ2023」に共同出展し、算定サービスなどの案内を予定している。
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