ヤマハ、「SoundUD」と「Sound Desert」を連携させた位置認証型の音楽NFT配信を開始

ヤマハ株式会社は、株式会社NTTドコモが実証実験を手がけ、株式会社ゐきかたが運営・提供する音楽NFTプラットフォーム「Sound Desert」と連携し、2023年11月19日に都内で開催される「VOCALOID」関連イベント「THE VOC@LOiD M@STER53」で、参加者へ「VOCALOID」の楽曲を配布する。

同イベントでは、ヤマハが開発・提唱する「SoundUD」の音響通信トリガーおよびトリガーボードを活用した位置認証機能と、ドコモとゐきかたが取り組む「Web3」の技術を活用した、音楽NFT配信を連携した取り組みを実施する。

これにより参加者は、「その日その場所にいたこと」が認証され、「Sound Desert」から参加者限定の音楽NFTを受け取ることが可能となる。

今回は、「ZOLA Project(ゾラ プロジェクト)」の2nd公式デモ曲「Fallen Angel」を音楽NFTとして参加者に配布し、「SoundUD」と音楽NFTの連携による新たな価値を検証する。

参加者は、イベントで配布されるノベルティ(キャラクターバッグ)に貼られた二次元バーコードをスマートフォンで読み取ることで、「VOCALOID6」の「ZOLA Project」バージョンの音楽NFTを取得できる。

さらに、ヤマハの「SoundUD」ブースで再生される「Fallen Angel」のミュージックビデオの音声を、専用アプリ「おもてなしガイド」で聴き取らせるほか、ブース内に設置された「SoundUDトリガーボード」にスマートフォンをかざすか、二次元バーコードを読み取ることで、同イベント限定で公開される「VOCALOID3」の「galaco(ギャラ子)」バージョンの音楽NFTを、「Sound Desert」サイトから取得できる。

どちらの方法で音楽NFTを入手しても、「Sound Desert」サイトから音楽NFTにより楽曲をダウンロードできるほか、参加者自身の来場の証がサイト内に記録される。

ヤマハ、「SoundUD」と「Sound Desert」を連携させた位置認証型の音楽NFT配信の取組を開始
「THE VOC@LOiD M@STER53」での音楽NFT配信のイメージ

ヤマハは、この取り組みを皮切りに、各種施設や交通機関などが「SoundUD」を活用し、利用者へのデジタルコンテンツを提供しやすくなる仕組みの構築を検討していくとしている。

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