ルネサス エレクトロニクス株式会社は、インドのスマートメータ向けに最適化したNB-IoT(Narrowband Internet of Things)チップセット「RH1NS200」を開発し、インド向けに提供を開始した。
新製品は、LTE NB-IoTモデムチップセットで、インドの主要な通信事業者のネットワーク上で動作する。
ユーザはこのチップセットを使用することにより、インド政府が掲げる「Make in India」の要件を満たすNB-IoTモジュールを開発、製造することができる。
このチップセットは、スマートメータの他、アセットトラッキング、照明機器、セキュリティゲートなどの用途にも使用することが可能だ。
その他の特徴としては、評価保証レベルEAL5+のセキュアエレメント(SE)内蔵によるセキュリティ確保や、ディープスリープモードによる1µAという低消費電力などが挙げられている。
今後ルネサスは、新チップセット「RH1NS200」と補完的なデバイスを組み合わせることにより、さまざまな用途に対応可能なウィニング・コンビネーションを提供する予定だ。
また、インド市場向けに、RFフロントエンドを含むRH1NB200 LTE NB-IOTモジュールも提供する予定だという。
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