RENATUS ROBOTICS株式会社は、株式会社イー・ロジットと業務提携契約を締結したことを発表した。
この業務提携により、2024年にイー・ロジットの物流センターへ、RENATUS ROBOTICSの自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」の導入・立ち上げを予定している。
「RENATUS」は、倉庫内に建てられた、高さ5〜20mのラック内において、ラックに敷設されたレール上を専用シャトル「RENATUS SHUTTLE」が走行することで、コンテナを効率的に作業者の元へと運ぶGTP(Goods to Person)だ。

「RENATUS」の立ち上げ後は、イー・ロジット及びその他の荷主に対して、有償サブスクリプション型での入出荷・保管サービスの提供が予定されている。
また、2024年以降は、「RENATUS」の多拠点展開に向けた、共同での設備導入・研究開発・販売・保守運用・広報体制等の構築に向けた、本格的な協業を開始する。
研究開発では、イー・ロジットの入出荷・保管に関する実データの活用による、より高効率な配車アルゴリズムの実装と、高効率な最適化アルゴリズムの実装を実施する。
加えて、倉庫内オペレーションにおけるリアルな現場課題の抽出による、より顧客ニーズに沿った追加機能の開発も行う。
販売に関しては、イー・ロジットに国内市場での営業活動を委託する。
今後は、2024年に実施されるイー・ロジットの物流センターへの「RENATUS」の安定稼働開始後、イー・ロジットが持つ日本全国の拠点に、「RENATUS」の導入を拡大していく予定だ。
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