株式会社オリィ研究所は、同社が提供する分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の最新モデル「OriHime ver.2023」 (オリヒメ バージョン2023)を、2023年10月3日より販売を開始した。
分身ロボット「OriHime」は、スマホやPCのブラウザから操作可能な小型の遠隔操作ロボットだ。障害や病気、あるいは介護などで家や入院からの外出が困難な状況においても、企業のリモート受付や飲食店やアミューズメント施設でのリモート説明員、販売員などで、リモートワークとして利用されている。
今回発売する「OriHime ver.2023」は、カメラのスペックを8倍向上させ、最大4Kの映像をリアルタイムで見る事が可能となっている。これにより、これまで読みにくかったホワイトボードや看板、資料などの文字をより鮮明に見る事ができる。
また、音質はデジタルマイクアレイを搭載により、2.5倍の音量出力が可能。周囲の環境音が大きい空間においても、より自然に会話をすることができるようになった。
通信においては、通信速度が現行モデルと比較して最大限10倍を実現することで、映像のフレームレートも向上。ユーザがPCやスマホで動作を入力してから動きに反映されるまでの時間が短くなった。
本体購入価格は税別398,000 円で、月額利用料がエントリープランで7,000 円、スタンダードプランが9,000 円、デラックスプランが14,000 円となっている。なお、本体一括購入と永年利用の場合は、税別722,000 円だ。
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