ハコベル株式会社とユーザックシステム株式会社は、ハコベルが提供する配車計画支援システム「ハコベル配車計画」と、ユーザックシステムが提供する送り状発行システム「送り状名人」を連携することを発表した。
「ハコベル配車計画」は、自社便・協力会社を含めたチャーター輸送と路線会社への依頼を、どのように組み合わせると最も効率的な輸送ができるかを自動計算できるシステムだ。
「ハコベル配車計画」で計算したチャーターの依頼内容を、ハコベルが提供する別システム「ハコベル配車管理」に連携することができるため、チャーター便の依頼に関しては、計画立てから依頼までをシームレスに行うことができる。
しかし、路線会社への依頼に関しては、各社ごとに都度システムへの手入力や、データを流し込むための作業が発生していた。
一方、「送り状名人」は、路線会社への送り状/荷札ラベルを発行するための統一システムだ。帳票の種類や運送EDIの有無など、運送会社毎に異なった業務形態にも柔軟に対応する。
今回両製品を連携することで、「ハコベル配車計画」で計算した路線会社への依頼内容を「送り状名人」へ連携し、これまでハコベルでは対応しきれなかった路線会社へのシームレスな依頼を実現できるようになった。
従来手作業で行われていた、「ハコベル配車計画」からの依頼データの転記作業が不要となるため、入力ミスの削減と作業時間短縮が可能となる。

今後は、システム間をAPIでつなぐことでよりリアルタイムでスムーズな連携や、それぞれのシステム以外の他システムも巻き込んだ連携を目指すなど、さらなる効率化を実現する取り組みを模索するとしている。
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