楽天インサイト、アンケート結果に基づくターゲット像をAIで擬人化し対話できる「インタビュー機能」の試験運用を開始

マーケティングにおいてアンケート調査は欠かせない手段だが、数値や傾向といった定量データは把握できても、「なぜその選択をしたのか」という行動背景や価値観といった定性的な文脈までは読み解きにくいという課題があった。

そこで楽天インサイト株式会社は、同社のAIツール「楽楽プロファイル」において、アンケート結果に基づくターゲット像(プロファイル)をAIにより擬人化し、チャット形式で対話ができる「インタビュー機能」の試験運用を2026年1月30日より開始した。

「楽楽プロファイル」は、企業が楽天インサイトに依頼して実施したインターネット調査の結果を、楽天インサイトが蓄積する生活意識データと連携し、ターゲットのプロファイルを自動生成することができるツールだ。

今回追加された機能は、「楽楽プロファイル」で生成したプロファイル結果をAIが学習し、あたかも実在する調査対象者のように振る舞う「擬人化プロファイル」を生成するものだ。

ユーザはこのAIとチャットで会話することで、単なる属性情報だけでは見えてこないターゲットの「価値観」や「意思決定の理由」を深掘りすることができる。

これにより、追加の定性調査(インタビューなど)を行う時間的余裕がない場合でも、分析結果に対する解釈の幅を広げ、マーケティング施策の立案やアイデア創出につなげることが可能となる。

この精度の高い対話を実現するため、同機能では個別のアンケート結果に加え、約40万人を対象とした約1,700項目(生活意識、趣味嗜好、メディア接触など)に及ぶ大規模な生活者プロファイルデータを連携させている。

また、ユーザがAIに対して効果的な質問を行えるよう、対話を支援する「先輩AI」機能も搭載された。

「先輩AI」は、インタビューの基本的な進め方をサポートする「アイ先輩」、創造工学の専門家であるアイデアプラント代表の監修のもと設計されたユーザと共に思考を深める「リッキー先輩」といった2つの人格を目的に応じて切り替えることができる。

楽天インサイト、アンケート結果に基づくターゲット像をAIで擬人化し対話できる「インタビュー機能」の試験運用を開始
「インタビュー機能」の概要

なお、同機能は、過去に楽天インサイトで調査を実施した実績のある企業・団体を対象に、1月30日より試験運用が開始されている。

その後、2026年2月中旬を目処に、全ての企業・団体に向けた本格提供を開始する予定だ。

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