Notta株式会社は、音声データと外部情報を統合し、分析から資料作成までを自動化するAIエージェント「Notta Brain」の正式提供を開始した。
「Notta Brain」は、日々の会議や商談などの音声データ(一次情報)に加え、社内の既存資料やWeb上の情報(二次情報)を統合して解析するAIエージェントだ。
文字起こしや要約に加え、蓄積されたデータに基づいた洞察の提示や、具体的な成果物の生成までを一気通貫で実行する点が特徴だ。
今回正式版のリリースにあたり、2025年12月からのベータ版運用で得られたフィードバックを基に、実務直結の機能強化が図られた。
具体的には、入力としてWord、Excel、PowerPoint、画像の読み込みに対応したほか、AIによる回答内容をWordや画像形式で出力することが可能となった。
また、「会議内容を基にPowerPoint資料を作成する」といった指示が可能となり、テキスト情報の視覚化や資料作成業務の工数を削減する。
さらに、同社が提供するAI議事録サービス「Notta」の検索画面やノート詳細画面などからAIエージェントを呼び出すことができるUIへと改善された。
加えて、デフォルトの口調に加え、事前に設定された業種や職業に基づいて、専門家のような回答をするといったカスタマイズ設定の自由度が向上した。
なお、先行導入した企業では、すでに具体的な成果が確認されている。
ハウス食品株式会社では、会議内容をPowerPoint形式で自動生成することで、文章を読む時間を短縮し、決定事項やToDoの把握スピードを向上させた。
また、株式会社三好不動産では、膨大な会議記録からの検索性が向上したことで、過去の経緯や合意形成の確認にかかる工数が劇的に削減され、迅速な意思決定が可能になったとしている。
料金プランは、無料のフリープランに加え、月額税込1,980円からのプレミアムプランなどが用意されている。
同社は今後も機能拡張を進め、企業の知的生産性を最大化する基盤としての展開を目指す方針だ。
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