JR東日本、スマホの顔画像解析で労働者の状態を可視化する「マモログ」を提供開始

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、スマートフォンなどで顔を撮影するだけで労働者のコンディションを把握できる業務支援サービス「マモログ」を、2026年7月21日より提供開始すると発表した。

同サービスは、手持ちの端末を通じて従業員の身体的な状態変化の傾向を可視化し、各企業の健康経営の推進と労働災害の防止を支援するアプリケーションだ。

具体的には、スマートフォンのカメラで数十秒間顔を撮影することで、顔の血管の動きを解析し、脈拍や呼吸数の参考値、および独自指標であるバイタルバランスを算出する。

これらのデータに基づいて独自のロジックでコンディションのレベルや傾向を可視化し、作業時の推奨行動を提示する。

JR東日本、スマホの顔画像解析で状態を可視化する「マモログ」を提供開始
「マモログ」の概要図

事前の実証実験では、自身の状態が毎日可視化されることで、90%以上の従業員が体調管理や作業に気を遣うようになった。

また、結果をきっかけとした声かけが増加し、社員間のコミュニケーション活性化にも大きく寄与することが確認されている。

JR東日本は今後、記録の管理機能や管理者向け機能の実装に加え、Android端末への対応など、さまざまな機能のアップデートを図っていく計画だ。

そして、同サービスを自社内にとどまらず、建設業界をはじめとする多様な企業へ広く提供していくとしている。