common、自動車販売在庫管理SaaSと自動車特化AIの連携を強化し荷繰り表の作成コストを1/10以下に

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自動車の販売や在庫管理において、需要予測と在庫の連動は重要である一方、前提条件の変更や計画の微修正のたびに荷繰り表を手作業で書き直さなければならず、膨大な工数と時間がかかっていた。

こうした中、common株式会社は2026年7月22日、同社が提供する自動車販売在庫管理SaaS「Nigoori」と自動車ビジネス特化AI「Kuruma AI」の連携を強化したと発表した。

「Nigoori」は、配車や在庫を管理する荷繰り表の作成・保存を支援するシステムだ。今回自動車ビジネスに特化したAI「Kuruma AI」による高精度な販売予測データとシステム連携させることで、複雑なシミュレーションに基づく販売在庫計画を自動で作成できる管理基盤となる。

具体的には、「Kuruma AI」で算出された販売予測台数を引き継ぎ、1クリックで「Nigoori」上に荷繰り表を自動で作成・保存することが可能となった。

さらに、生産台数の制限や仕入れのリードタイムといった前提条件を変更した複数のシナリオをAI側で作成した場合でも、その異なる条件をベースにした荷繰り表をそれぞれ一瞬で自動作成できる。

これにより、従来のように手作業で数値を入力し直す手間が省け、経営層や管理者は条件を変えたシミュレーションを繰り返しながら、最適な販売在庫計画をスピーディに検討・意思決定できるようになる。

導入効果としては、荷繰り表の作成コスト10分の1以下への削減のほか、これまで現場で荷繰り表の微修正や計画変更にかかっていた膨大な時間と工数を大幅に短縮することが挙げられている。

なお、「Kuruma AI」は経済成長率や消費者物価指数、金利、季節変動などの複雑な外部データをもとに予測を立てており、2025年の日本国内における実際の販売台数と予測値の誤差は、1.21%という予測精度を実現しているとのことだ。

commonは今後、今回の連携機能提供を通じて、現場の属人的なデータ入力作業や計画修正の負担を徹底的に削減し、自動車販売におけるデータ主導の迅速な意思決定を強力に支援していく方針だ。