近年、全国の建設・土木現場における金属資材や重機の盗難、収穫期を迎えた高級果樹の盗難が頻発し、深刻な社会問題となっている。
多くの現場は「コンセントやネット回線がない」「夜間の見回りが困難」という共通の悩みを抱えており、従来の防犯カメラは「事件が起きた後の映像確認」にとどまるケースが大半であった。
こうした中、株式会社AZxは、防犯機能を強化した新製品として、単焦点カメラ「MF2A」およびPTZカメラ「MP2A」の受注を、2026年10月1日より開始した。
これらのカメラは、侵入者を検知した瞬間に、大音量のサイレン音やフラッシュ光を発して自動警告する。さらに、スマホアプリを通じて遠隔からリアルタイムで声かけをすることも可能だ。

また、侵入者をAIが検知し、管理者にメールで通知する。なお、検知の対象を人または車両に絞り込めるため、誤報を減らすことができるほか、検知エリアや時間帯を設定でき、必要な通知だけ受け取れる。

導入の際は、カメラ本体に通信SIMが内蔵されているため、電源をつなぐだけで遠隔監視を始められる。また、電源のない現場でも稼働できるソーラー電源パッケージ「MF2AD」「MP2AD」も同時展開するため、コンセントがない場所でも稼働可能だ。

なお、今回発表された2種類の防犯カメラは、監視目的や設置場所に応じて使い分けが可能だ。
固定式の単焦点カメラ「MF2A」は、特定のエリアをピンポイントで監視する定点モデルであり、400万画素の高画質と夜間フルカラー撮影に対応している。
一方、PTZカメラ「MP2A」は、360度の首振り(パンやチルト)と最大32倍ズームに対応した広範囲監視モデルであり、スマートフォンアプリからの遠隔操作により防犯対策だけでなく現場の作業進捗や安全管理にも活用することができる。

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
