株式会社ケアコネクトジャパンは、営業活動の効率化と質的向上へ向け、ベルフェイス株式会社のSalesforce 入力エージェント「bellSalesAI(ベルセールスエーアイ)」を導入したことを発表した。
ケアコネクトジャパンは、介護・障害福祉サービスにおける「記録・プラン・請求」までの運営をサポートする介護記録ソフト「CAREKARTE」などを提供している企業だ。
同社の営業部門では、Salesforceを活用した案件管理を推進しているが、商談後の活動報告作成に多くの時間が割かれており、本来注力すべき顧客との対話や提案準備の時間が圧迫される状況が続いていた。
加えて、営業担当者によって活動記録の質や量にばらつきがあり、管理者が正確な商談状況を把握することが困難な状態であった。
そこで今回、営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforce入力を効率化する「bellSalesAI」を導入した形だ。
「bellSalesAI」を導入したことにより、商談後の活動報告作成時間を75%削減した。
これにより、残業時間の削減につながっているほか、削減された時間を顧客接点の拡大や提案準備に活用することができるようになったのだという。
また、AIが自動で商談内容を構造化してSalesforceに入力することで、営業担当者による情報の質のばらつきが解消され、管理者がリアルタイムで正確な商談状況を把握できるようになった。
さらに、商談中にメモする必要なく顧客との会話に集中できるため、商談の質的向上につながっているとしている。
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