昨今、クラウド連携やマルチデバイス対応など、企業のDXに伴い情報システムは複雑化の一途をたどっている。
そのため、システム開発におけるテスト工程の工数増大や、テスト環境構築の長期化が深刻な経営課題となっている。
こうした中、株式会社日立ソリューションズ・テクノロジーは、キーサイト・テクノロジー社製のソフトウェアを活用した「テスト自動化ソリューション」の提供を2025年11月18日より開始した。
同ソリューションは、テスト自動化ソフトウェア「Eggplant Test」のライセンス提供に加え、導入支援から実行環境の構築までを提供するものだ。

従来のコード記述によるテスト手法とは異なり、ローコード開発によって直感的な操作が可能だ。プログラミングの専門知識が不要なため、エンジニアではない担当者でもテストケースを作成でき、属人化しやすい品質管理業務の標準化に寄与する。
技術面では、AIと画像認識技術(OCR)を組み合わせることで、人間が画面を目視確認して操作するプロセスを自動化している。
導入方法は、テスト対象の機器にソフトウェアをインストールすることなく、リモート接続によって検証を行うことができる。これにより、ソフトウェアだけでなくハードウェアを含めたシステム全体の品質保証を実現する。

さらに、AIが過去のバグや操作履歴を学習し、不具合が発生しやすい箇所を重点的に探索する「探索的テスト」を行う機能も備えている。これにより、網羅的なテストと、短期間でのバグ抽出および品質向上が期待できる。
なお、同ソリューションの導入により、従来のテスト手法と比較して、テスト準備・構築工数の50%低減や、品質判定の精度と再現性の70%向上、複雑なシステムのテストコードを20倍改善するといった効果が見込まれている。

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