鉄腕アトムモデルの「コミュニケーション・ロボットATOM」誕生

株式会社講談社と、株式会社手塚プロダクション、株式会社NTTドコモ、富士ソフト株式会社、VAIO株式会社の5社は、鉄腕アトムの精神を受け継いだ「ATOMプロジェクト」を2017年2月に立ち上げ、「家族の一員になるロボット」を共同開発してきた。

今回、全国で約2万人が自ら組み立てている「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」が70号(完結号)をもって完成し、「コミュニケーション・ロボットATOM」が誕生。ATOMのロボティクス&クラウドサービスを開始する。

また、2018年10月1日からは、VAIOが組み立てた、待望の完成版「コミュニケーション・ロボットATOM」が、家電量販店、百貨店のロボット売り場、講談社ONLINE STOREなどで、全国一斉発売。「ドコモショップ」の一部店舗で実機を展示し、今後「dショッピング」でも取り扱いを始めるという。

手塚プロダクション監修により、鉄腕アトムを元にモデリングを行った「コミュニケーション・ロボットATOM」は、ユーザーが組み上げるパートワークをプロジェクト第1弾として、2017年4月より定期刊行してきた。

鉄腕アトムモデルの「コミュニケーション・ロボットATOM」誕生

手塚プロダクションは、「鉄腕アトム」カラーアニメ5話とコミック10話、アトム関連の様々なエピソードを提供。ロボティクスおよび、ロボットに搭載するOSとフロントエンドAIを富士ソフトが設計開発。そしてクラウド部分のAIはインターネット経由でNTTドコモの「自然対話プラットフォーム」と接続。クラウド上での「成長し、深まる会話力」を同プロジェクトを進めていく中でNTTドコモが新たに機能として追加することで実現した。

VAIOは、ATOM本体で使用している電気系統のメインボードなどの基板実装(製造)や2018年10月1日発売の「完成版」の組み立てを担当。そして、ATOMらしい会話のもとになる10万以上のシナリオの作成や、さまざまなエンターテイメント・コンテンツの開発、全体の企画・プロデュース、販売は講談社が担当した。

NTTドコモは、「自然対話プラットフォーム」のなかでも、特に、「雑談対話」と「思い出を覚えて、会話に生かしていく機能」、また、富士ソフトは、長年、高齢者福祉施設などでコミュニケーション・ロボットとして活用されている「PALRO」で培った「人に優しいフロントエンドAI」によって、親しみやすいコミュニケーションを提供。

あくびやくしゃみなどの人に似た仕草も、家族の一員として癒やしを与えてくれる。そして、50を超えるさまざまなエンターテイメントな機能は、歌や踊り、「絵本の読み聞かせ」といった子供向きコンテンツから「ラジオ体操」「きみまろ格言」「日録20世紀・21世紀」「落語」や「棋譜の読み上げ」※といった年配者も楽しめる機能、「レシピ」「特売情報」といった家庭の主婦向けの機能などがある。

鉄腕アトムモデルの「コミュニケーション・ロボットATOM」誕生

また、今回、株式会社デジタルハーツは、「家庭用ロボットが、もっと普及し愛されていくためには、ユーザーの気持ちに寄り添ったサポートサービスが重要」との考えから、ATOMのための一貫したサポートサービスを「ユーザーデバッグ」として実現した。

※「棋譜の読み上げ」機能は、月額200円(税別)の、アドオン・コンテンツ。また、別途、ATOMベーシックプラン(月額1000円・税別)への申し込みが必要。

【関連リンク】
講談社(KODANSHA)
手塚プロダクション(Tezuka Productions)
バイオ(VAIO)
デジタルハーツ(DIGITAL HEARTS)
講談社ONLINE STORE

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