オリエント、Sigfoxを活用した「保冷BOX監視システム」を開発

オリエント商事株式会社は、京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)が提供するグローバルIoTネットワーク「Sigfox」を活用し、配送中の食品等の温度管理を可視化することで、配送事業者の「宅配サービス」の質の向上と利用者への安心・安全を提供する「保冷BOX監視システム」の開発を開始した。2019年春のサービス提供開始を予定。

今回通信に利用するSigfoxネットワークは、IoTに特化して開発・普及が進んでいるLPWAネットワークのひとつで、低コスト・低消費電力・長距離伝送を特長としている。保冷BOX監視システムはこのSigfoxネットワークを採用することで「安価」「小型」「使い易さ」を実現し、リースやレンタルによる提供によって導入の促進を図り、市場開拓・拡大を目指すという。

同システムは食品の「温度監視」を基本とし、設定された一定温度を超えた場合にはメールによる通知(アラート機能)、位置情報、保冷ボックス蓋の開閉情報の取得も可能。通信デバイスは既存の保冷ボックスを用いる場合の「モバイル型」と、保冷ボックスと合わせて提供する場合の「据え置き型」(ボックス収納タイプ)の2種が予定されている。

将来的には、医療系のニーズ等にも対応していくという。

オリエント、Sigfoxを活用した「保冷BOX監視システム」を開発
モバイル型(左)・据え置き型(右)
オリエント、Sigfoxを活用した「保冷BOX監視システム」を開発
管理画面のイメージ
・デバイス別の温度推移をグラフで確認
・任意のプロットをクリックすることで、詳細データと位置情報の確認が可能
・保冷ボックス蓋の開閉時には、プロットに縦線で表示される
・「アラート機能」により、設定温度を超えた場合にはメールで通知
※ 画像は開発中のもの。実際の外観とは異なる場合がある。

各社の役割は以下の通り。

  • オリエント商事:保冷BOX監視サービスの提供・販売
  • 東洋エンジニア株式会社:Sigfox通信デバイス開発
  • 株式会社三洋:保冷BOX製造
  • KCCS:Sigfoxネットワークの提供

【関連リンク】
オリエント商事(Orient)

Previous

OKIなど5社、AIエッジコンピューティング技術開発プロジェクトを開始

東京エレクトロン デバイス、小型組み込みTOFカメラモジュールを発売

Next