あいおいニッセイ同和の、IoTセキュリティのリスクに対応した事業者向け保険
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 金融法人第二部 営業第二課 課長補佐 古賀 俊輝氏からは、IoTビジネスにおけるリスクマネジメントとリスクに備えた保険サービスについて解説があった。
様々なセキュリティ対策をすることでリスクの低減をすることはできるが、万が一の時に、経済的損失という不利益を被る可能性を拭いきることは困難だ。
人命に関わるIoT機器として、ある薬剤自動点滴装置ではハッカーにより沿革からハッキングして操作できることが実証されていたり、心臓ペースメーカーが悪意のある第三者に動作を改変される可能性がありアメリカで46万台がリコール対象となったなどの事例もあるという。
保険会社から見たIoT事業者のリスクを細分化した場合、まず「製造事業者として賠償リスク」と「IT事業者として賠償リスク」に分けられる。さらにそれぞれに「対人・対物リスク」と「経済的損失」に分けられる。(上図)
あいおいニッセイ同和損害保険ではこれらの第3者への賠償リスクを総合的にカバーする保険サービスを提供しているとのことだ。
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1975年生まれ。株式会社アールジーン 取締役 / チーフコンサルタント。おサイフケータイの登場より数々のおサイフケータイのサービスの立ち上げに携わる。2005年に株式会社アールジーンを創業後は、AIを活用した医療関連サービス、BtoBtoC向け人工知能エンジン事業、事業会社のDXに関する事業立ち上げ支援やアドバイス、既存事業の業務プロセスを可視化、DXを支援するコンサルテーションを行っている。