ソニー・NECネッツエスアイ・オリックス、LPWA通信規格「ELTRES」を採用したIoTネットワークサービスの開始に向けたパートナープログラムの受付開始

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、NECネッツエスアイ株式会社、オリックス株式会社は、LPWA通信規格であるELTRES(エルトレス)を採用したIoTネットワークサービスに関する共同事業において、2019年9月下旬のサービス開始に向けてパートナープログラム参入企業の受付を開始した。ELTRESは、長距離安定通信、高速移動体通信、低消費電力という特長を持つ、ソニー独自の低消費電力広域(LPWA)通信規格である。

パートナープログラム参入企業に対しては、ソニーネットワークコミュニケーションズがELTRES IoTネットワークサービスの詳細仕様や市場動向などの情報を提供するとともに、プロモーションやパートナー同士のビジネスマッチングなどをサポートする。また、端末パートナーは、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社が提供するELTRES対応通信モジュール「CXM1501GR」を用い、同ネットワークサービスに接続する端末の開発が可能となる。

なお、パートナープログラムには4つのカテゴリがあり、詳細は以下の通りである。

  • 端末パートナー
  • ELTRES IoTネットワークサービスで使用する機器および端末等の開発や製造を行うパートナー

  • ソリューションパートナー
  • ELTRES IoTネットワークサービスを活用したソリューションの開発、構築、運用を行うパートナー

  • アプリケーションパートナー
  • ELTRES IoTネットワークサービスと連携可能なアプリケーションを構築するパートナー

  • チャネルパートナー
  • ELTRES IoTネットワークサービスを活用したソリューションやサービスを販売するパートナー

今回、ソニーグループの技術力、NECネッツエスアイの企画・事業展開力、オリックスの法人顧客への提案力を活かし、パートナープログラム参画企業を含む複数企業でのパートナーシップや共創体制を構築することで、様々な分野におけるLPWAの利活用を促進し、インフラ監視(LPガスメーター情報の取得など)、車両位置管理(バストラッキングなど)、見守り(登山者の遭難対策など)といったIoT分野における多様なニーズに対応していくという。

今後、同ネットワークサービスは、関東、東海、関西の主要都市を中心に順次提供を開始し、2020年度上期中の全国展開を目指す。通信ネットワーク仕様は、923.6~928MHz帯域でのパブリック方式(ペイロード:128bit、セキュリティ:暗号化対応、ハンドオーバー:対応)で、定期送信とトリガー送信が可能になる。定期送信の場合、送信頻度は「3分に1回」から「24時間に1回」まで複数のプランから選択できるようになる予定だ。

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