東急電鉄・JR東日本など、「観光型MaaS」実証実験のPhase1を終了

東京急行電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画は、国内外観光客の利便性向上と地域活性化を目的に、観光客が、鉄道、バス、AIオンデマンド乗合交通、レンタサイクルなどの交通機関を、スマートフォンで検索・予約・決済し、目的地までシームレスに移動できる2次交通統合型サービス「観光型MaaS」の実証実験を、2019年4月1日に伊豆エリアで開始した。

同実証実験は、4月1日から6月30日までの「Phase1」と、9月1日から11月30日までの「Phase2」の2回、計6カ月間行われる。今回、「Phase1」が終了し、実験結果が公表された。
 
「Phase1」では、静岡デスティネーションキャンペーンの影響もあり、専用MaaSアプリケーション「Izuko」の認知が拡大し、ダウンロード数が当初6カ月間の目標値であった2万ダウンロードを、実証実験開始後57日目に達成するなど、好調に推移した。

一方、6カ月間で計1万枚の販売を目指す、鉄道とバスが一定エリアで乗り放題となるデジタルフリーパスと、観光施設の割引入場券の機能を持つデジタルパスについては、計1,045枚という結果だった。また下田地区で新たに運行した「AIオンデマンド乗合交通」の利用者は、延べ1,051人(運行日数81日。1日平均13人)という状況だった。

9月から開始される「Phase2」では、「Izuko」の操作性を向上させ、サービスエリアを拡大させる。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録