富士通とエヌビディアが協業を強化、GPUコンピューティング向けのプラットフォーム導入を支援するプログラムを開始

富士通株式会社とエヌビディア合同会社は、グラフィックスカード内蔵型のサーバやHPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)、AI、VDI(仮想デスクトップ)などPCサーバ事業における幅広い分野で協業を強化する。両社は、GPUコンピューティング(※1)向けのプラットフォーム導入を支援する「FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションプログラム」を開始した。

同プログラムは、富士通とエヌビディアによるGPUコンピューティング向けプラットフォームの導入サポートを提供するとともに、従来より提供しているVDI向けの製品ラインナップをより一層強化するものである。同プログラムの主な特長は以下の通り。

  • GPUコンピューティングの導入をサポート
  • 富士通とエヌビディアは、FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションセンターを共同で開設した。同センターでは、 検証用サーバを常時配備し、富士通およびエヌビディアの専任サポート要員が、GPUの導入によるVDI、HPCやAIシステムにおけるPCサーバ性能検証テストの実施、顧客がNVIDIA GPUを搭載したPCサーバを導入するにあたり必要なソフトウェアの設定作業から、テスト結果の妥当性の検証までを一貫してサポートする。

  • NVIDIA GPU対応製品ラインナップを拡充
  • VDIにおいて仮想環境での「Windows 10」の画像処理を実現する仮想化グラフィックスカード「NVIDIA Tesla M10」に、VDIヘのGPUリソースの割り当てを制御する「GRIDソフトウェア」をバンドルした「NVIDIA GRID 仮想PC for Windows 10」を富士通から提供開始する。

    また、富士通のPCサーバ「PRIMERGY RX2530 M5」および「PRIMERGY RX2540 M5」を、エヌビディアによるNGC-Ready認証(※2)を受けた構成で、富士通から提供開始する。同構成では、HPCにおけるAIの学習と推論、データ分析、画像処理などさまざまなワークロードを可能にする「NVIDIA T4 GPU」を搭載する。

※1 GPU(Graphics Processing Unit)の計算処理能力を活用し、要求の厳しいHPCやAI、VDIなどのワークロードを高速化すること。
※2 NVIDIA GPUを搭載したサーバが、データセンターやクラウド、エッジなどの領域において、優れたAIワークロードを実行できるかをエヌビディアが認証するプログラム。

プレスリリース提供:富士通

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