NTTデータエンジニアリングシステムズ、ものづくり業界向け「オートサーフェス」サービスを提供開始

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は、ものづくり業界向けクラウドサービス「Manufacturing-Space®」の新サービスとして「オートサーフェス」と「マルチビューアーPlus」のサービスの提供始めたことを発表した。

背景

ものづくり業界向けクラウドサービス「Manufacturing-Space®」は、2013年10月1日にサービスを開始して以来、現在までに利用者は600社を超える。NDESは、ものづくり業界の環境向上を目指し、2015年10月5日にはデータ管理サービスを刷新した「データコンシェルジュサービス」を、2015年12月21日にはプラスチック成形シミュレーション「解析サービス」の提供を開始した。

今回はこのクラウドサービスの充実化の一環として、「オートサーフェス」と「マルチビューアーPlus」のサービスの提供を開始した。

オートサーフェスサービス

近年、ものづくり業界では非接触3次元測定機が普及し、実物から3Dデータを作成するリバースエンジニアリングおよび品質検査など、さまざまな用途で測定(以下、STL※注1)データを取り扱う機会が増えている。しかし、このSTLデータは、一般的なCADでは直接編集することができず、また専用ソフトウエアは高価で新たなオペレーションを習得する必要がある。そこで、専用ソフトウエアを使わないクラウド環境による「オートサーフェス」サービスを提供した。

「オートサーフェス」は、クラウド上のサーバーを利用し、STLデータからIGES※注2データに自動変換するサービス。変換したIGESデータはCADに取り込み3Dモデルの編集が可能。

※注1:STL:Standard Triangulated Languageの略称。三角形ポリゴンの集合体で立体形状を表現。

※注2:IGES:Initial Graphics Exchange Specificationの略称。異なるCADで3Dデータを交換するとき利用される中間フォーマット。

 

マルチビューアーPlusサービス

協力会社や部門間といった複数の関係者が打ち合わせをして作業を行う場合、効率良く情報共有ができていないと、要件を欠落してしまうという問題が発生する。そこで、クラウド環境において要件や作業指示をひとつのファイルで管理し、情報を一元管理することができる「マルチビューアーPlus」を利用することで、円滑な情報共有および伝達が可能になる。

「マルチビューアーPlus」は、データコンシェルジュサービスの特長である「CADマルチビューアー」に打ち合わせ機能を追加したサービス。このサービスは、計測機能、打ち合わせなどのやり取りを記録するコミュニケーション機能、3次元手書きツールなど打ち合わせに適した機能を搭載している。

株式会社NTTデータエンジニアリングシステムズマルチビューアーPlusサービス
NTTデータエンジニアリングシステムズのマルチビューアーPlusサービスのイメージ

・細密なビューデータへ変換し、閲覧できることによりCADが不要
・簡単操作でビューデータの計測や寸法・コメントの書き込み可能
・3次元形状を立体的な議事録として保存・閲覧

サービス利用料

「オートサーフェス」サービス

年間契約:月額 50,000円(税抜)
単月契約:月額 80,000円(税抜)
※初期導入費用(一時金)不要。利用頻度に合わせて、単月契約と年間契約の選択可能。

「マルチビューアーPlus」サービス

単月契約:月額 5,000円(税抜)

 

【関連リンク】
NTTデータエンジニアリングシステムズ
Manufacturing-Space

 

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