TOP >
製造業 > セイコーインスツル、エネルギーハーベスト型無線電流センサノード「SW‐42D0‐1000」を開発
工場やビルの省エネを実現するには、建物内のどこで、どれだけのエネルギーを消費しているかを把握することが必要だ。しかし多くの企業では、エネルギー監視システムは導入しているものの、電力消費の多くを占める設備単位の消費電力の把握・管理については、工事の手間や費用がかかることから導入が進んでいないのが現状である。
そこでセイコーインスツル株式会社では、電源、配線工事不要で、簡単に施設・設備の消費電力の見える化を実現するエネルギーハーベスト型ワイヤレス電流センサノード「SW‐42D0‐1000」を開発した。これにより、配線工事や定期的な電池交換をすることなく、継続的に設備の稼働状況や消費電力の見える化が可能となる。詳しい特長は以下の通り。
- 電源・通信配線レスで簡単設置
分電盤の電源ケーブルに、CTを接続することで電流値を測定し、920MHz帯無線で送信する。また測定電流を電源とするので、電気工事や定期的な電池交換が不要だ。
- 1Aあれば動作・測定・送信が可能
測定電流が1A以上あれば、測定、送信することができる。消費電流の少ない機器なども電流・電力の見える化を実現する。
- 測定は独立4系統で、3つの配電方式に対応
測定回路は4系統あり独立で測定する。一般的な配電方式である単相2線、単相3線、三相3線に対応している。
- 電力量を簡易測定
本体に仮想電圧、仮想力率を設定することで有効電力、および積算電力の簡易測定が可能だ。
- 広範囲通信や安定した通信が可能
別売のルータ(中継機)を利用することで、マルチホップ接続による広範囲な通信や複数ルートでの安定した通信が可能である。
工場内に点在する分電盤内に電流センサを設置、LAN環境のある管理室に親機を設置し、遠隔にて本社管理室でデータ監視と分析を行う。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1