みんなのタクシー、ソニーのAI等を活用したモビリティ領域への取り組みで連携強化

都内タクシー会社5社(株式会社グリーンキャブ・国際自動車株式会社・寿交通株式会社・大和自動車交通株式会社・株式会社チェッカーキャブ)と、ソニー株式会社及びソニーペイメントサービス株式会社の合弁企業であるみんなのタクシー株式会社は、ソニーとの事業連携強化、パートナー各社との事業・資本提携等を発表した。

同社は、ソニーが保有するAIとセンシング技術を活用したモビリティ領域への取り組みと連携し、以下の施策を展開する。

  • 需要予測サービスの商用開始
    大和自動車交通が保有するタクシーに搭載されているドライバー用タブレットに、ソニーのAI技術で開発した需要予測アプリを搭載し、本日から商用サービスを開始した。同アプリは需要予測するだけではなく、乗車点予測、長時間乗車率、空車動態表示、おすすめルート表示、特需発生表示等、タクシー会社の稼働率・売り上げ向上に貢献する多くの機能を搭載している。他の株主である、グリーンキャブ、寿交通、チェッカーキャブも順次対応予定だ。
  • 安全運転支援への取り組み強化
    タクシーで利用されている車両と同型の車両にソニーの各種センサー、LiDAR等を搭載して走行し、センシングデータの収集やアクセル・ブレーキ・ハンドル操作などの運転操作記録を収集、解析して、危険予測データベースの構築を推進する。同データの取得により、安全・安心スコアを算出、熟練ドライバーとの差分評価、及び危険検知をもとにドライバーへの警告や注意喚起を行う安全運転支援ツールを構築し、実際のタクシーに搭載して今後検証を開始する。

また、同社は、以下の事業提携・資本提携により、事業の成長の加速に加え、MaaS時代を踏まえた投資とビジネスモデルの構築に取り組む。

  • 東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)とのMaaS領域での事業提携
    JR東日本が構築する交通系スマートフォンアプリ「Ringo Pass」とみんなのタクシーの配車アプリ「S.RIDE」を連携し、両社が持つネットワーク、資産を共に有効活用することで、それぞれの事業の拡大を目指す。また、国際自動車、大和自動車交通、チェッカーキャブが保有する約9,000台のタクシー車両に設置されている後部座席のタブレットを用いて、2019年度中に「Ringo Pass」のサービスに対応する。
  • KDDI株式会社、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)、株式会社ゼンリンデータコム、及び帝都自動車交通株式会社との資本業務提携
    KDDIとの連携により、MaaSの普及に向けたプラットフォームの共同構築やタクシーの新たなサービスの共同開発と商用化、ビッグデータを活用した新ビジネスの共同検討等を推進する。ドコモとの連携では、ドコモのdアカウントやdポイントクラブ会員基盤と「S.RIDE」を連携し、快適な移動の支援やタクシー車内におけるd払いでのQRコード決済他における協業等を推進する。また、ゼンリンデータコムと連携し、タクシー走行データを活用した3Dリアルタイムマッピングでの可視化とデータベース化による利活用を目的としたR&Dを推進する。
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