グルーヴノーツ、AIを活用して少ない画像データでも特定人物を見分ける「顔識別ソリューション」を提供開始

コンピュータで個人の顔を認識するには、目や鼻、眉、唇など顔のパーツの特徴を捉えると同時に、顔の表情や角度、経年の変化、眼鏡等の装着物の有無などによっても変わるため、高度な技術開発が求められ、特に高性能な顔認識モデルの開発と大規模なデータセットによるトレーニングが重要とされている。

近年では深層学習(ディープラーニング)の発達に伴い、顔認識技術の正確性や信頼性を上げるため、深層学習や畳み込みニューラルネットワーク(CNN)を用いた顔認識技術の研究が加速している。顔認識技術を活用したソリューション市場は、世界でみると2024年には約2.2倍の70億米ドルまでに成長すると予想され、政府機関等による防犯セキュリティや不正検出などとしても需要の高まりをみせている。

そこで、株式会社グルーヴノーツは、SaaS型のエンタープライズ向けAIプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」の新モジュールとして、AIで特定人物を見分ける「顔識別ソリューション」を新たに開発し、提供開始した。

顔識別ソリューションは、防犯カメラ等を通じてリアルタイムの映像に対し、顔を検出して、事前登録(指定)された顔写真と照合することで、特定の人物を見つけ出すことができる。また、学習用データの量や質に依存することなく、少ない画像データからでも人の顔を識別することができる。

これにより、AIを導入する上で障害となりうるデータ準備や不足といった課題を解消すると同時に、AI開発期間や学習時間、導入コストの削減に貢献することで、企業においてはノンプログラミングで画像認識の知識がなくても、すぐに顔識別ソリューションを利用開始することができる。また、企業においてAIを容易かつ効果的に活用できるようになることで、従来は目視により行わざるを得なかった業務にもAI適用が可能になると見込んでいる。

顔識別ソリューションを活用した予測されるユースケースは以下の通り。

  • 製造や建設、インフラ設備の保安対策
  • 人材不足や生産性向上の課題に直面する中、安全・安定的な操業維持に向けたAI活用グルーヴノーツ、AIを活用して少ない画像データでも特定人物を見分ける「顔識別ソリューション」を提供開始

  • 商業施設や公共・教育施設の安全対策
  • 東京2020オリンピックやパラリンピック競技大会の開催を迎える中、AIで安心・安全と作業効率を向上グルーヴノーツ、AIを活用して少ない画像データでも特定人物を見分ける「顔識別ソリューション」を提供開始

  • デジタルメディアの情報整理
  • AIによるデジタルコンテンツの見える化で、コンテンツの充実や有効利用を促進グルーヴノーツ、AIを活用して少ない画像データでも特定人物を見分ける「顔識別ソリューション」を提供開始

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