ウェルモなど、「電力、センサー情報を用いた居宅内モニタリングシステム」の実証実験を福岡市で開始

AIやICTを活用した介護福祉プラットフォームサービスを提供する株式会社ウェルモと、送配電事業を展開する東京電力パワーグリッド株式会社(以下、東京PG)、東京PGの子会社である株式会社エナジーゲートウェイは、共同で「電力、センサー情報を用いた居宅内モニタリングシステム」の開発を進めている。

同システムは、身近にある電力データやその他センサーデータを基に生活行動や異常状態を推定した結果をモニタリングシステムに連携し、家族への異常通知や介護事業所やケアマネジャーなどへのモニタリングレポートの提供を行う。

これまで難しかった独居の要介護者が介護サービスを受けていない時間帯の生活実態を把握することで、より実態に即した介入やプランの作成・見直しができるようになり、介護の質の向上や、要介護者の自立支援・重度化防止、介護人材や要介護者を持つ家族の負担の軽減などが期待できる。

そして今回、同システムについて「福岡市実証実験フルサポート事業」への採択が決定し、福岡市で実証実験を6月より開始予定だ。同事業は、AI・IoTなどを活用した社会課題の解決や生活の質の向上などにつながる実証実験プロジェクトを全国から随時募集し、福岡市での実証実験を全面的に市がサポートする取り組みである。

今回の実証実験は、介護事業所・ケアマネジャーなどの専門職、介護サービス利用者とその家族約50名を対象に、機能改善やサービス満足度などについて検証を行う。これにより、要介護者の自立支援・重度化防止及び介護人材や家族の負担軽減を目指す。これまで行ってきた実証実験を通じて、モニタリング結果を基に実際にケアプラン変更までつながったケースもあり良い兆しが確認できていることから、これまでの実証で確認できたフィードバックを反映し、事業化に向けてさらなる実証を推進する。

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