ISID、会議室等の利用状況と設備を連携する次世代スマートオフィス/ビルディングソリューション「wecrew」を開発

近年、働き方改革などを背景に、企業ではオフィスで働く人々がそれぞれの目的に合わせたワークスペースを選択できるよう、集中ブースやコラボレーションスペースなど多様なオフィス空間を提供する動きが拡大している。

一方、ビル事業者やオフィス管理者は、このような変化に対応するための改装等工事にかかるコスト増だけでなく、スペースの稼働率把握、利用実態に応じた柔軟なファシリティ制御の変更、エネルギー効率の向上といった管理運用負荷増が課題となっている。

そうした中、株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、会議室やオープンスペース等オフィススペースの利用状況と空調や照明等の設備制御システムを連携する次世代スマートオフィス/ビルディングソリューション「wecrew」の開発に着手している。そして今般、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」上の統合されたプラットフォームとして、2020年夏より提供開始する。

wecrewは、オフィススペースの予約管理機能と入退室管理機能でリアルタイムな利用状況が把握できる他、その利用状況に応じて空調や照明等を自動制御することができる。詳しい特長は以下の通り。

  1. Space Hub/Security Hub
  2. 会議室等オフィススペースの予約状況を各スペースに設置されたタブレット端末や利用者のスマートフォンアプリにリアルタイム連携し、スペースの利用状況確認及び入退室管理を各デバイスで行う。予約時間を過ぎても入室がない場合は自動で該当するスペースのキャンセル、また利用が早く終了した場合は自動で解放を行うことで、オフィスの稼働率を向上する。

    また、各スペースに設置するタブレット端末で社員証などICカードによる本人認証を行い、セキュリティを担保する。顔認証や電子錠による入退出のセキュリティについてもカスタマイズが可能だ。

  3. Facility Hub
  4. Space Hubと連動し、スペースの利用状況に応じた照明や空調など設備を自動制御する。タブレット端末やスマートフォンアプリを利用して使用者ごとに各設備を制御できる他、利用前からの空調調整や利用者がいない場合は自動で消灯する等スペースの予約・利用状況と連動した制御も可能だ。これにより、企業の効率的なエネルギー活用を支援する。

ISIDは今後の展望として、今夏に提供する機能以外にも、オフィスやビル内の利用者のバイタルデータや環境情報等のセンシングデータをwecrew上に集め、AIやロボット技術を活用して適切な空間やオフィスサービスを提供する機能の開発を計画している。

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