シャープのクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」が強化、AIが停電時に必要な電力量を予測して蓄電池に自動充電

シャープ株式会社は、AIが予測した太陽光発電システムの余剰電力量に応じて、クラウド蓄電池(以下、蓄電池)を自動で賢く制御するクラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」を2020年7月1日にバージョンアップすることを発表した。

今回の強化では「雷注意報」との連動機能を搭載した。在住地域に雷注意報が発令されると、雷を原因とする停電の発生に備えてクラウド上のAIが各家庭の日々の電力使用量から停電の間に必要な電力量を予測し、予測値に対して不足する電力量を自動的に蓄電池に蓄える。必要な分だけ貯めるので経済的に運用することができる。

また、住設機器との連携機能を強化し、新たにLED照明をスマートフォンから遠隔操作が可能となった。これにより、外出先で照明の消し忘れの確認や消灯操作が可能だ。加えて、電動窓シャッターの対応機器も拡充した。

さらに、シャープのスマートホームサービス「COCORO HOME」との連携機能も進化した。太陽光発電システムや蓄電池の稼働状況を監視し、異常発生時にはスマートフォンのアプリに通知する機能を新たに加えた。

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