アムニモ、エッジコンピューティングを実現する産業用LTEゲートウェイ「Edge Gateway amnimo Gシリーズ AG10」を販売開始

産業におけるIoTの普及が進むにつれて、利用者の業務プロセスの改善に成功した例が増えているが、同時に「厳しい外部環境下で障害を抑制したい」「仮に障害が発生した場合でも現場に駆けつけることなくリモートから対処したい」という運用上の課題がある。また監視カメラなどの用途では、映像のような大容量のデータをエッジで高度に処理したいという需要も現れてきた。このような中で、エッジコンピューティングの考え方が大変注目されている。

アムニモ株式会社は、様々な産業用のシステムにおいてエッジコンピューティングを実現するために最適な機器「Edge Gateway amnimo Gシリーズ AG10」の販売を開始した。

同製品は、Dual-CoreのARM CPUに2GBのRAMを搭載し、大容量のSSDを搭載することができるLTE通信対応のGateway装置である。OSはUbuntuをベースに開発されたものであり、外部のUbuntu環境で開発されたアプリケーションをアムニモが提供するSDKを用いて容易に移植することができる。

機器とのインターフェースとしてはEthernetポートを5ポート実装し、そのうち4ポートでは802.3atに準拠したPoEにて機器に対して電力を供給することが可能です。その他にもシリアル(RS232)ポート、USB2.0、I/Oポートなどを実装し、さまざまな産業用の機器と接続することが可能だ。

また、通信ネットワークの障害への対処も実装している。複数のSIMカードを装着することが可能で、通信中にネットワーク障害を検知するとすぐに別のSIMカードを使って通信ネットワークを切り替えることができ、短時間で通信を復旧することができる。フィールドに設置した状態では、連続使用した際の停止時間を極力短くするように設計されている。

さらに、クラウド上で動作するデバイスマネージメントシステムとの連携により、保守運用に関する様々な作業をクラウド経由で実施することができるため、運用者の負担を軽減する。例えば、フィールドへの設置後のファームウェア更新や設定内容の変更、トラブル解析のためのログ収集、故障交換のためのデータの引継ぎ等の作業をクラウド経由で実施することが可能となる。

加えて、監視カメラのシステム構築に適した設計になっており、監視カメラ市場の課題に応えるための機能を多く実装している。4台のカメラを同時接続し、PoEにてカメラに電源を供給することができる。CPU上でビデオ映像を制御するソフトウェアを実行し、撮影した映像をSSDに録画することができる。

同製品を用いることにより、従来は複数の装置を合わせて実現していたカメラへの給電、映像処理のためのソフトウェアの実行、撮影した映像の録画、そしてモバイル通信を経由したクラウドへのアップロードを1台で実現することが可能であり、装置コストの低減を図ることができる。さらにこれらの機能全体が一つの装置で実現されることにより、一体として品質保証を受けられる点もユーザにとっての利点となる。

アムニモ、エッジコンピューティングを実現する産業用LTEゲートウェイ「Edge Gateway amnimo Gシリーズ AG10」を販売開始
監視カメラシステムに利用する場合の構成例
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